奇想天外が発芽した話

いきなり奇想天外と言われても「ナニガ?」ですが、世界三大珍植物の一つと言うと少し興味が湧きましたか?

名前の由来通り、実にユニークな特徴をたくさん持っています。列挙すれば①一科一族一種(動物に例えればジャイアントパンダ?)、②寿命は2000年(屋久杉も顔負け?)、③本葉は2枚のみ(因みに写真の葉っぱは子葉で、この間から2枚の本葉が出て来ます)、④雄花が咲くのは15年に一度、雌花に至っては25年に1度しか咲かない、⑤根の長さは10m(直根のゴボウ状)、⑥生息地はナミブ砂漠に限定、諸々数え上げたらきりがありません。

約40年前、以前勤めていた製薬会社の植物園で1株のみ栽培されていました。当時はワシントン条約のレッドリストに掲載されており、一般に入手できず、また育て方もよく分からなかったので、かなり苦労していたようです。現在はレッドリストから外れ(とは言え現地では厳重に管理されているそうです)、比較的簡単に入手できるようになりましたが、見た目が丘に上がったワカメみたいで、滅多に花も咲かず、その花も松ぼっくりの様で、あまり一般受けしないようです。

この写真は種まき後20日経過したものです。最初の3日は根が出て子葉が出てと、普通の植物のように忙しく変貌したのですが、子葉が出てからは多少葉っぱが大きくなる程度で、成長が超遅くなりました。マァこれが2000年も生き続ける秘訣のようですが、多分私が生きている間に開花することは無いと思います(雄花だったら83歳(間に合うかも?)、雌花だったら93歳(多分無理))。

気が向けば生育記録を載せたいと思いますが、あまりにも見た目が変わらないので1年に1回程度かなーと思うところです。